サラリーマン時代からの働く上でのルール
サラリーマン時代は転職を3回しまして、小売店の店長や短い期間ですが不動産管理会社に勤めていました。
20歳くらい~社会人3年目の私は「大企業勤務=正義」みたいな価値観の持ち主でして、ブラック企業で猛烈に働いていましたが、さすがにこのまま定年を迎えられる気がしなくて、逃げるように不動産投資を開始したわけです(涙)
転職回数こそ多いものの、対人関係面においては各職場でそれなりに仲良く、内心嫌な人とも普通に接することができていたと思います。
組織に属する会社員である以上、「立ち回り」は特に大切で、場合によっては能力云々よりも力を発揮することもあるはず。
本日は私が会社員時代から今に至るまで意識していることをお伝えします。
噂話を広めない
周囲から信頼されると細かいことに口出しされなくなるので仕事が一気にし易くなりました。
サラリーマン生活は一歩間違えると信頼を落とす誘惑と隣り合わせだと思いますが、社会人3年目くらいから意識していたことが「人の噂話を自分からは言わない」ということです。
愚痴や悪口、恋愛関係など聞いても口外することは一切ありませんでした。
これは本当に効果大で、「中村は噂を広めたり告げ口しないので秘密の情報(大半はどうでも良いことでした)を言っても大丈夫だ」と思ってくれたらしく、あちこちから色々な話を聞き、信頼されただけではなく、社内の情報通になっていました(笑)
もちろんいまも同じで、人から聞いたことは基本的に言いません。
「俺はこんなことも知ってるぞ」とマウントを取る人も散見されましたが、見る人が見ればマウント取りだとすぐに分かるのでやはり何も言いません。
仲間外れにはされないようにフンフンうなずいて相槌を打ちながら話を聞くだけです。
他人のミスから学ぶ
周囲を見渡すと一人や二人は絶対にミスを連発したり、不用意な言動をして怒られる人がいると思います。
アラを探していたわけではありませんが、デスクで内容を盗み聞きして自分は同じ轍を踏まないように注意していました。
これも能力関係なく、気持ち次第で誰でもできることだと思います。
中立な立場を徹底
職場には(特に大企業)付き物なのが「派閥」ですよね。
本当に面倒だし、例に漏れずかつての職場にもありましたが、派閥には属することなく中立的な立場でいました。
一方の派閥に属する=もう一方からは敵とみなされるため良いことはありません。
仮にそのおかげで出世が早くても「派閥に属して出世した=その人(派閥)が失脚したとき落ちるのも早くなる」し、まして定年まで勤めあげるつもりなら、中立な立場でいる信頼感が第3コーナーを曲がったあたりから効いていくるはず。
どうでも良い争いは遠くから見ているくらいで丁度良いと当時思ったものです。
理不尽な言動は会議で指摘
これは自分を守る上では超効果的でしたが、職場に必ずいる「攻撃的なやつ」。
この手の人間への対応ですね。
「あ、わざと攻撃してきている」と感じた瞬間、その人の粗探しをして会議で皆の前で指摘していました。(笑)
しかも相当強くです。
というか今考えれば言い過ぎだったと反省してます。(笑)
相手の年齢、職位、社歴、何も関係なく、この時ばかりは一気にまくしたてる感じです。
攻撃的な人はほとんどがマウントを取りたいだけなので、そこでシュンとしてしまっては相手の思うツボ。
二人きりや少人数の時ではなく、確実に「全員の前」で指摘していました。
できる人の仕事のしかた
ここまでお伝えしたのは実は元ネタは私ではなく、「できる人の仕事のしかた」という本の内容です。
リチャードテンプラーのシリーズものの一つで、今回挙げた内容だけではなく、サラリーマン生活に役立つルールが108個紹介されています。
一つ1つは難しい内容ではありませんが、忙しいサラリーマン生活で徹底するのは至難の業なはず。
数個でも実践できれば周囲と差がつき、仕事がしやすくなるのは間違いありません。
間違いなくサラリーマン時代の自分にとって実用的だった一冊なので年末年始休暇にでも読んでみることをお勧めします。