一棟目購入時を思い出して思うこと
不動産投資の勉強を約半年してから具体的な購入活動を始めて、開始1カ月半で小ぶりなボロアパートを宮城県仙台市に購入できました。
ちょうど今みたいな秋口だったので、この時期になるとブラック企業に勤めながら購入活動していたのを毎年思い出してしまいます。
ということで、今回は不動産投資を「本当にやる人」はどういう気持ちや考えを持ち、どんなスケジュールで動いていたのかをお伝えします。
不動産投資本は100冊以上読んだけど、やり過ぎだったかも知れない(笑)
最初の半年間で不動産投資本を乱読して100冊以上は読みました。
※これがその跡です。捨てられず取ってしまってます。
乱読することで様々な投資スタンスを知ることができ、網羅的な知識(つまり比較対象)が積みあがったので不動産投資の基礎ができました。
当時はブラック企業に勤めていたので、夜11時くらいから深夜2時くらいまで毎日勉強し、数時間寝てかまた仕事に行くというハードな生活でしたが、本当にやって良かったです。
ただ・・
ただですよ?
やって良かったとは思うものの学んだ内容に重複があったり、当時の自分では使わない知識を一生懸命憶えていた面も否めません。
一棟物20冊、区分マンション10冊、戸建ても同じくらい・・という感じで乱読していたので、当然といえば当然ですが内容が被っている訳ですね。
正直半分くらいの冊数にしても初心者にしては充分な知識が得られると思います。
さらに債務償還年数やROIの細かな計算は何回もしなくても良くて、一度で充分だったとも反省しています。
不動産投資が中心の生活パターン
物件をいつまでも買えない人は厳しい言い方をすれば「切羽詰まってない」のだと思います。
誰だって例えば毎日拳銃を後ろから突き付けられて、「あと3ヶ月以内に物件を買え」と言われたら毎日必死でやり、そして買うはずです。
それが悪いことだと言っている訳ではなく、それだといつまでも買えなくて当然だという話ですね。
当時の私はブラック企業を辞めたい一心で必死でした。
通勤中は物件を見て、隙間時間で不動産投資のブログを見たり情報収集していました。
そうしているうちに自然と相場観が養われ、良い物件が出たらすぐに買付が入れられるようになったのです。
とにかく寝ても覚めても不動産購入しか考えていなかったのを憶えています。
絶対買うという熱意が物件を引き寄せる
そういう原体験があるので不動産投資を始める上で一番大切なのは「絶対買う」という熱意だと昔から思っています。
- 銀行融資が出るのか?
- 良い不動産と出会えるのか?
- 良い不動産会社と出会えるのか?
- 活動を通じて出会った人と良い関係を築けるのか?
この辺は運的な要素が多いにあるはずです。
こちらのセレンディピティの話でも書いていますが、熱量高く行動していたら意外なところから望む結果を引き寄せるものです。
まとめ
不動産投資はいまも続けていますし、私の周りでも大家さんを辞めたがっている人は一人もいません。
最初は慣れないことだらけで大変かも知れませんが、一度やってしまえばあとは同じことの繰り返し。
最初に一気に放出した熱量は確実にいまの自分を救ってくれています。