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2020.10.30

「卵は一つのカゴに盛るな」に対して思うこと

不動産投資 卵は一つのカゴに盛るな

今日のブログは投資格言について考えをまとめました。

よく聞く「卵は一つのカゴに盛るな」です。

卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということ。

特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教え(=銘柄分散投資)

野村證券 証券用語解説集 引用

「分散させなさい。安全だから」ということですね。

確かに分散投資は安全な投資で、1つに集中していたら駄目になったとき思い切りダメージを受けます。

というか、分散したら安全なのは投資に限った話ではなく、人間関係やビジネスなど全てにおいて言えるはずです。

不動産投資における「分散」はエリアや物件種別、お付き合いする不動産会社になると思います。

一方で”人の行く裏に道あり花の山”という投資格言もあり、対照的に集中投資を勧めるものです。

「人がやらないことをやったほうが儲かるよ」ということですね。

「持ち家VS賃貸」論争と同じくらいの頻度でこの2つの意見は対立してきました。

色々な理由付けをして「だから○○投資をするべきだ」というブログも見かけますが、私の考えをまとめます。

一極二元論

算命学の考えで「一極二元論」というものがあります。

簡単に言うと「世の中の神羅万象は必ず2つの側面が存在する」ということです。

光があれば影があるし、影があるから光が生まれる。

人気者になればアンチが出現するし、猛烈サラリーマンになればプライベートが無くなる・・・何事も二面性があるという考えで、私もこれに同意です。

この考え方に基づけば、分散投資は安全性は確保できている一方で違うなにかを犠牲にしている、ということになります。

安全性と引き換えにしているもの

人間関係、特に恋人なんかは特にそうだと思いますが、たくさんの異性とお付き合いすれば確かに色々なリスクは分散されます。

しかし、1人一人にかける時間や気持ちも分散する為、普通だと関係が薄くなることが多いのも事実。

そして、不動産投資や投資における分散も同じことが起きます。

以前のこちらのツイートをご覧下さい。

https://twitter.com/nakaweb_fudosan/status/1320519018353201152

分散すると、安全だけど「一番良い選択肢を一定割合で捨てている」という側面があります。

  • 特定エリアの利回り15%の一棟物に3,000万円投資する
  • エリアを3つに分散して利回り7%の区分投資をする


どちらが儲かるかは物件によりますが、一つを取った時点でもう一つの投資はできません。

分散投資を勧めるウォーレンバフェット

ここまでの話を覆すようですが、”オマハの賢人”ことウォーレンバフェット氏はバリバリのアクティブ投資(集中投資)で世界長者番付に入り込んだ投資家です。

しかし実は一般庶民にはインデックス投資(分散投資)を勧めています。

理由は「自分のやり方は特別だから大半の人は真似できない」からだそうです。

株式を長期的に保有し、分散することで確実に儲けていったほうが良いと言っている訳です。

動画の1:01秒あたりで言っています

ただ・・
ただですよ?

繰返しになりますが、一般人には株の分散を勧める一方で、自らは「自分で理解できて業績が伸びそうな会社」の株を選び集中して投資している訳です。

なので、理解できるなら集中してOKなのです。

地方の隠れたメガ不動産投資家

一方、私の知り合いで無名ではあるものの家賃収入2億円を超える40代の不動産投資家がいます。

そのやり方も「分散」とは正反対です。

  • 30代は不動産投資に資金を集中させた
  • エリアも出身地である北海道札幌市に集中させた
  • 築古・高利回りの一棟アパートに集中させた


など全てにおいて集中させることで、5年でサラリーマンをリタイアしました。

成功の秘訣を聞いてみると、「自分の知っている街で不動産投資に集中したから」とのことで、物件種別も当時流行りだったRCを買い進める光速投資ではなく、木造の高利回りアパートに特化したそうです。

大家ではありませんが会社員の知り合いも同様です。

長年、営業一筋で生きてきたこともあり転職活動時は営業一択だったそうですが、某有名IT企業の営業マンとして今では年収2,000万を稼いでいます。

「小売業も向いているかも?」とか「外回りがない仕事でワークライフバランスだ」など言っていたら、同じ結果にはならなかったはずです。

サラリーマンが取るべき戦略

ここまでの話をまとめると、分散と集中どちらが良いという事ではなく、一長一短と捉えた方が良さそうです。

しかし、短期間で資産を築いている人はリスクを冒して集中投資している事実があります。

分散投資や「資産三分法」は本来は富裕層が「資産を守る」ためにやる投資なんですね。

私も一棟目を買う時は資金を全てつぎ込みましたし、いまメガ大家の地位を確立されている方も昔は「こんなアパートをギリギリの自己資金で買ったの?」という買い方をされていたりするものです。

なので、特別な資産がない普通のサラリーマンはどこかで「集中」しないとその他大勢と同じ結果になってしまうはずです。

不動産投資なら誰でもできる

先程のバフェット氏の話に戻りますが、彼曰く「自分が理解できるものに投資した」のが成功の要因だったと振り返っています。

札幌の不動産投資家も同じです。

賃貸経営はやり方は色々あるものの一度覚えてしまえば再現性がすごく高く、株式投資と違い、将来の予測もできます。

コントロールできないリスクがある場合は分散して、そうでないなら集中して一気に投資する、というのが短期間で稼ぐ一番のスタンスなのは先輩大家が証明してくれているはずです。

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