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不動産投資
2021.04.01

相談者の購入見送り理由【買わない人は結局買いません】

不動産投資 購入見送り

最近厳しいですねー・・・不動産融資。(笑)


とは言っても簡単に融資が通ることもなかったのですが、数年前と比べて格段に厳しくなったのは間違いありません。


ただ当然ですが買える物件とその気になれば買える人はいつの時代もいます。

こちらのツイートにもある通り、金融機関と話していると「新規の人はダメ」というところもあるくらいなので、金融機関からお金を貸してくれる人は選り好みせずに早く物件を買った方が良いでしょう。


せっかくの「お金を借りる力」も使わないと勿体ないどころか、これからは「使えなくなる」可能性すら感じています。


厳しくなったと言ってもノンバンク系は変わらず融資していますし、年収で500万円以上、自己資金を3割出せる物件ならエリアにもよりますが今からでも不動産投資を始めることは充分可能です。


しかしですね・・

不動産投資を始めたくて勉強し、貴重な時間を使って動かれているのに、いざ購入が迫ると断念する人も一定数います。


本当にもったいないのですが、今日は購入を見送った理由についてまとめました。


ちなみに今日お伝えするのは「買付申込書を貰った後」の理由です。
こちらの記事にも過去の話があります。

融資審査が通らなかったです

これは仕方ないですね。


特約付きで買付を出して、融資審査が通らなかったので買えないのはよくある話です。


金融機関に交渉しても無駄なので次の物件(金融機関も)に行った方が良いでしょう。

価格がもっと安い物件にしておきます

これもけっこうあります。


先日も4,000万円くらいの地方アパートに問い合わせがあり、色々答えていたら最終的には「この金額だとリスクが高いので、もっと安い物件から始めます」ということでお見送りになりました。


私も初めて買ったアパートは1700万円くらいの小さな物件でしたが、月々の返済が7万円だったので仮に全て空室になったとしても、サラリーマンの給与でなんとか返済できる程度でした。


不動産投資家では数年前から「大きな物件を買うのが正義」的な雰囲気があるのですが、正解はその人のリスク耐性によってくるものだと思います。


なので合理的と言えば合理的な理由です。


ただ、給与で返済できる範囲を超えた投資をするなら、それはもうリスクなんて似たようなものでしょう。


大半のサラリーマンにとって、1億の物件を買うのも3億の物件を買うのも行き着く先は「高稼働させないとヤバイ」ということになり、抱えるリスクなんて同じなはずです。


まして買付申込書を提出したあとで通るような見送り理由ではないですよね。


販売図面に金額は書いてあるので、こうなると何を言っても「要はビビったのね」と判断されます。

配偶者に反対されます

これは圧倒的に「女性が反対」するケースが多いです。


一説によると男性と女性では脳の構造が違うようで、男性は大きなマクロ的な話を、女性は目に見えるミクロ的な話を好む傾向があるそうです。


最近、森会長が女性蔑視の発言をして炎上してましたが、良くも悪くも男女では違いがあるように感じます。


不動産投資なんて完全にマクロの話なので、女性からすると「いや危なそうだから辞めて。大人しくサラリーマンしててよ」となるのも分かります。(笑)


しかし、この理由で反対されたらかなり要注意である可能性が高いです。


と言うのも、配偶者が反対しているのは不動産投資ではなく、あなたが「チャレンジする」ことである可能性が非常に高いからです。


これまで何事も中途半端に終わっている人ほど、不動産投資はもちろん転職でも副業でも学習事でも、下手したら新しい趣味まで・・・とにかくなんでも反対されます。


当然と言えば当然なのですが、そもそも昔から信頼を得られていないので「よし、不動産投資ならやって良いよ!」となるはずないですよね。


配偶者から反対されない人ほど(仮にされても説明して理解を得られたり)、過去の行動や実績がしっかりと出ているものです。


だから不動産投資だろうが副業だろうが「やってみれば」とすんなり許可されるのでしょう。


なのでこの理由はけっこう深刻で、不動産投資をやるやらない以前の話だと思います。

二転三転系

言ってる本人は気づきにくいパターンで、こんな感じです。

①レントロールを見て入居履歴やサブリース家賃もあるなら知りたい
②でも同じエリアで近い家賃の部屋が空室だらけだった
③利回りが不足しているからやっぱり辞めておきます


という具合に、利回りが低いことがこのケースの購入見送り事例だったようです(多分)が、それであれば入居履歴なんて聞くまでもなく、「もっと安ければ前向きに検討します」でひとまず話は終わるはずです。


不安な点をあれこれ聞いてきて、結局は「高いから」と見送っていると、「初めからそんなこと分かるじゃん」となるわけですね。


いまお伝えした内容以外でも組み合わせはたくさんあって、二転三転系の人はとにかく「もっともらしい」ことを言ってきます。

不動産投資を始めない人の共通事項

ここまでお伝えした内容で「融資審査が通らなかった」以外に共通していることは、「色々聞いてくるけど関係ない理由で断る」という感じです。


・レントロールや登記簿系の情報を請求してきたけど価格を理由に購入しない
・配偶者から理解を得ない限り興味を持っても仕方ないのに物件を見る
・リスク許容度を超えた金額の物件に問い合わせる


沢山の投資家と接している不動産会社の担当者は「投資家らしい判断をする人」なのかすぐに見分けをつけます。


弊社だけではなく、おそらく全社共通はなずです。


やらない方は超高確率で、「物件を買わない」と決めているようにも見えます。
※アドラーの目的論


結局のところ、買う人はあらゆる手を尽くして買うし、買わない人は買わない人であらゆる理由を探して買わないものだと断言できます。

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