会社バレしたらどうなる?会社員投資家が注意すること
「会社員で不動産投資がバレたらやばくないですか?」
たまに聞かれるのですが私も会社員時代は同じ不安を抱えていました。
副業ブームで兼業を許可する会社が増えているとは言え、不安に感じる方は多いと思います。
バレても大丈夫ではある
結論、バレても大丈夫です。
会社バレを防ぐために「配偶者を社長にして法人を作る」ことを勧める本もありますが、バレる確率なんてめちゃくちゃ低いし、繰返しになりますがそもそもバレても問題ありません。
過去の判例を見ても「副業を理由とする解雇」は無効という判決が出ています。
↓
https://www.bitwork.link/column/553/
ざっくり言うと日本では、憲法で保障されている「職業選択の自由」が社内規定より優先されるからです。
「副業をしたら駄目だよ」という社内規定より、「職業や生き方は自由で選んで良いよ」という日本国憲法の規定が適用される訳ですね。
首になる理由は当然
とは言っても全てがOKではありません。
実際に首になった事例もあります。
・副業に精を出し過ぎて本業が疎かになった
・在籍中の会社の信用を落とす副業を行った
・在職企業のライバルになってしまう仕事を始めてしまった
普通にしていればバレる事はありませんが、常識的にNGな行為をしてしまうと当然ですがバレます。
会社に損害を与えている為、それを理由に解雇になった事例がありますね。
(これは自業自得です)
この2つをやってバレるなら仕方ない
なので、普通にやっていれば問題無いのですが2つの事をしっかり守っているのが前提です。
①社内では一切口外しない
少し副収入が増えただけで調子に乗ってしまい、承認欲求を満たしたいのか何なのかは分かりませんが、会社の同僚に副業を話してしまうのが一番多いパターンです。
私の会社員時代の先輩も「俺は仕事が出来るから解雇なんてされない」と言って、副業を完全に公言していました。
冷静に考えて欲しいのですが、例えばあなたの部下が副業や投資で稼いでいたとして(業務時間外であったとしても)、それを応援したいと思いますか?
大半の会社員にとって、そんなものはどうでも良くて、むしろ嫉妬の対象になるはずです。
その先輩はご自分のビジネスでほぼ稼げてなかったみたいですが、顔も名前も出してビジネスをしていました。
黙って粛々とやっていれば、まずバレません。
②「普通徴収」にする
確定申告時に税金の納め方を「特別徴収」から「普通徴収」に変えるだけです。
レ点チェックするだけなので、説明不要ですが特別徴収と普通徴収に違いはこちらに分かりやすくまとめられています。
https://dime.jp/genre/817972/
いまは政府が副業を推奨したり、大企業も終身雇用はしないと宣言している時代です。
クビを恐れて行動できずにいると、何のスキルも身につかず、いずれクビになってしまい露頭に迷うはず。
・バレる事は交通事故に遭遇するのと同じ位の確立だと割り切り
・会社は簡単には自分を争う訳にはいかない事を念頭に
投資やビジネスに邁進するのをお勧めします。