高利回り物件を買う理由
私の所有物件の平均利回りは約18%です。
高利回り物件の大半は「地方の築古物件」の物件なので、周囲からは「何故あんなエリアであんなボロ物件買ったの?」と散々言われてきました。
出来るなら利回りも高くて、人気エリアにあって、築浅の物件を買いたいですが、現実そんな物件はありません。
(これを探し求めていつまでも物件を買えない人は多いです)
なので、買える物件から買うしかないと考えた結果の購入なのです。
築年数を取るのか、エリアを取るのか、それとも利回りなのかは投資家の判断ですが、私は昔から高利回り物件を好んでます。
何故か?
「少ない資本で大きな利益を得る」という投資の原則に乗っ取っているからです。
私自身、これから50億分くらいは不動産を買いたいと思っているので、キャッシュフローを何より優先しているだけの事なんですね。
勿論、利回りが低ければ立地や築年数は一般的に良い傾向があるので、収益性より資産性や安全性を取りたい方はそちらを取れば良いと思います。
地方物件へのメンタルブロック
「少子高齢化」や「人口減少」、それと見栄やプライドが入り込み、地方物件は「地方」と言うだけで毛嫌いする方が多くいます。
しかし私はド田舎だろうが都心の一等地だろうが、家賃を得られるならどこでも良い訳です。
(私だけじゃなく、多くの人はそうだと思います)
お金に色はありません。
しかも田舎の方が安く買えるので、例えば家賃収入100万円を得るにしても
・500万で利回り20%
・1,000万で利回り10%
・2000万で利回り5%
と初期投資額に数百万~数千万もの差が出てきます。
にも関わらず、田舎へのメンタルブロックが邪魔をして買えない人が多いのです。
説明しても・・・
そういう方には上記の説明や田舎物件がイメージと違い、メリットがたくさんある事を伝えています。
・「入居付けが難しそう」
→日本のどこでも満室経営している大家はいて、入居付けできるエリアは確実にある
・「賃料が安い」
→物件価格も安いので利回りで比較するべき
・「トラブルがあった時現地まで行くのが大変そう」
→管理会社さんに任せて下さい。そもそも何かあった時は近場であっても素人はトラブルに対応できない事が大半
・「移動費が高くなる」
→満室にしてしまえば足を運ぶのはせいぜい年に2回くらいで充分
ここまで説明しても、まだ買わない人が多いのですが、やはりブロックが強すぎて何かにつけて「やらない理由」を探している様に見えます。
同じ500万円を出して年間100万円なのか、25万円なのかは大きな違いだと思いますが、大半の人はイメージ先行なのです。
地方物件にはまだまだお宝物件が眠っているので、勢いよく買ってしまえば驚くほど競争の少ない状態で規模を拡大していけるはずです。