1日でも早く家賃を受け取る人が勝つ
不動産投資に限らず資産運用やビジネスでも「早く開始する威力」を本当に理解している人は少ない様に見えます。
大半の人は「早く買う」ことよりも「どんな物件を買うのが正解か?」とか「どんなビジネスに取組むと成功確率が高いのか?」などに最新の注意を向けている感じです。
それらも大切なのは大切ですが、今回はそれ以前の話で「やらない人は本当に決断や行動が遅く、初動が永遠に始まらないよね」という話です。
成功者を見ていると、とにかく動きが早いです。
不動産投資で言うなら、あれこれと注文をつけずに今の自分で買える物件を早く買っているし、「来週の休みにでも物件を見に行くかぁー」なんてマインドの持ち主は一人もおらず、かといって「しっかり精査して、来週の休みに動き出そう」という姿勢が駄目なのも知っています。
「真面目な人」より「少しいい加減な人」
新しい事にチャレンジするとき、不安や恐怖が先立って中々行動に移せない気持ちは分かります。
ただ、私の周りにいる投資家や経営者は皆、ノリで「とりあえず」始めています。
不動産投資はリサーチすることが多くありますが、「買う事を前提」にして、すぐに動きだす訳です。
他のビジネスでも同じで、成功者を見ていると「少しいい加減でも」スピード感を持ってトライしているのです。
こういう事実を見てきているから、私は方々で行動することを強調しています。
例えば資産運用の初級編として、
「ネット証券で口座開設して投資信託を運用してみよう」としても、やってみると書類の不備で口座開設が遅れたり、良いと思っていた銘柄(投資商品)がもう無くなっていたり、予測できないことが多々あります。
不動産投資だって巷の武勇伝本に書かれていることを実践しようとしても、色々な障壁がある事に気づくでしょう。
先に開始した人は1日も早く、これらの現実に気づきますが、やらない人は「やってみて初めて分かる事」の存在を無視して妄想を膨らませる訳です。
リスクは過大評価されるもの
なので、大切なのは繰り返しになりますが、自分のリスク許容度を知り、その範囲で少しでも早く開始することです。
私自身も初めてボロアパートを買ったときや起業した時は不安しかありませんでした。
しかし、やってみると案外何とかなる、というか何とかするしかないので何とかなるのです。
頭の良い人ほど、過去の経験や常識に囚われてチャンスを逃していきます。
この「歪み」こそ利益の源泉であり、先の乗っかった人が稼げるのが投資の世界でしょう。