会社員が不動産投資で勝てる理由
昔、上場企業に勤めていましたが会社員は実は安定とも言えない様々なリスクがあると思います。
当時は月の残業時間が100時間くらいある典型的なブラック企業勤務でした。
今では働き方改革やコロナの影響で社会の風潮が変わったなと思いますが、ほんの数年前までは長時間労働が抑制される兆しはさほどありませんでした。
※昔からこんな風になって欲しかったです(汗)
しんどい毎日でしたが、不動産投資に活きているスキルはたくさんあります。
「パワポで素晴らしい資料を作る」「PDCAを高速で回して超難題を解いていく」等、巷のビジネス書に書いてある分かりやすいスキルじゃなくても不動産投資に充分活かせます。
会社員時代感じたリスク
会社員であれば誰もが経験していると思いますが、特有の「自分ではコントロールできないリスク」があるはずです。私自身、それらが嫌になり脱サラしました。
・急な転勤辞令
・上司・同僚ガチャ
・永遠に続く社内競争
・支店によって変わる方針や労働環境
挙げればキリがないですが、この辺が代表格でしょうか。
しかし、毎日定時に出社して同じような毎日を過ごした日々で得られたものは今の賃貸経営や会社経営に多いに役立っています。
不動産投資と聞くと、難しいイメージが先行する人もいるみたいですが、普通に会社員をしている力だけで充分満室経営をキープしていく事ができます。
培った力で充分戦い抜いていける
嫌な事が圧倒的に多かった会社員ですが、身に付いたものが多いのも事実。
起業して初年度から波に乗れたのは間違いなく会社員時代に培った力が大きいです。
- 理不尽な環境で培った忍耐力や粘り強さは、金融機関からことごとく
- 門前払いをされていた当時、気持ちが折れなかった土台になった。
- 社内でポジションを取っていく「自分の見せ方」や
- 有権者と仲良くなる「コミュニケーション力」は、
- 開拓した金融機関や関係者と良い関係を築くことに役立った
- 顧客対応(電話やメール)や資料作成は金融機関をはじめ、
- 関係者と連絡を取ったり事業計画書を作る上でものすごく役立った。
- 仕事をため込まず、すぐに処理する癖のお陰で取引先から信頼を得られた
- 新入社員の教育をした経験が役立って相手が理解し易い資料を作れる様になった
- うまくいかない時でもストレスを溜めず、
- 力を発揮する練習をしてきたから会社経営も冷静に取り組めた
羅列すると改めて思いますが、普通の会社員なら誰でも身についているものばかりです。
昔ながらの地主系大家が多い地方のアパート経営市場では、「会社員の世界では当然なスキル」でも充分戦っていけるのです。
「仕事をためない」なんてもはや気持ちの話ですよね
置かれた場所で咲くしかない
渡辺和子さんのベストセラー本「置かれた場所で咲きなさい」と通じるものがありますが、不動産投資は特有のスキルが必要な訳では一切ありません。
今あるスキルや長所を武器に充分戦っていけます。
なので、大切なのは「自分の力も捨てたものではない」と気づく事だと思います。
不動産投資に限らず、あれこれと無いものねだりをするのではなく、今ある力で最善策を打つ習慣を見つけた方がビジネスは上手くいき、引いては裕福な人生に繋がっていくでしょう。