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不動産投資
2020.10.04

事例-購入を見送った物件-

昔から購入候補の物件を見つけたときの基本スタンスは「絶対買う」です。

色々なマイナス要因はあっても解決できれば問題無しなので、万策尽きるまで「買う方向」で考えます。
(いつまでも買えない人は逆に「買わない理由」をめちゃくちゃ探します)

とは言っても、なんでもかんでも買うわけではありません。

自分の力が及ばない物件は潔く購入を見送っているので、事例をいくつか紹介したいと思います。

①急すぎる坂道の頂上にある物件

駅から徒歩で緩やかな坂道を10分、急すぎる坂道を5分以上歩きようやく到着する物件です。



写真は「穏やかな方」の坂道ですが、これだけでも10分歩くと疲れました。

急すぎる坂道は写真を撮る事を忘れる程で、管理会社数社にヒアリングした所、「冬場は特にですが、あの坂道は怖いのでお客様を内見にお連れしたくないです」と言われました。

確かにそうですよねと即答したレベルで、「○○丘」という名前でしたが丘というか「山の頂上」です。

おまけに駐車場も敷地内や近隣に無いことも致命的なマイナス要因だと判断しました。

この立地は自分の力で改善できる訳はないので、すぐに購入見送りです。

②基礎に太いクラック

建物の基礎に太いヒビが入ってる物件も見送りました。

髪の毛ほどの太さなら許容範囲ですが、この物件はそれまで見た中で一番ヒビが太かったです。


おまけに階段の中心が曲がっていて、地盤も心配だったのでお見送りしました。

③前面道路の権利関係がめちゃくちゃ

前面道路に8人の権利者がいました。



当時はトラブルなどはなかったそうですが、今後も平穏無事にいくとは限りません。

法律の専門家なら解決可能かも知れませんが、自分の手には負えないと判断し見送りました。

④大学特需

そのエリアの相場とかけはなれた高利回り物件はどこにもあると思いますが、要注意です。

仙台の物件でしたが、そのエリアの物件はやけに高利回りで売りに出ており、業者さんに確認した所、実は近隣の私立大学が移転するとのことでした。

一説によると、学生と大学の関係者(=賃貸需要です)は約2,000人いなくなると言われていたので、即お見送りです。

大学に限らず大企業の社員寮化している物件なども同様で、一つの需要に頼ってる物件は危ないので購入していません。

他にも田舎なのに駐車場が無い(近隣にも)など色々な理由で購入を見送っていますが、要は「自分の力で入居付けを阻害している要因を解決できるか?」が購入する上での判断基準です。

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